今年の某団体研修旅行は1泊で山陰地方
コースは
1日目は鳥取市内での昼食後、玄忠寺から鳥取砂丘
湯村温泉で宿泊後、2日目は余部鉄橋から出石城下町を巡る行程で行ってきました
まずは鳥取県にある剣豪と羅漢の寺「玄忠寺」
ここには、日本三大仇討で有名な荒木又右衛門の墓や遺品館、それに四季美しい庫裏庭園が有名です
そのあとは、「鳥取砂丘」に
鳥取砂丘には2年ぶりにやってきましたが、砂丘散策はせずに「砂の美術館」
2016.4.16~2017.1.3までは“砂で世界旅行・南米編”です
この日の宿は
NHKドラマ“夢千代日記”のロケ地で有名になり“夢千代の里”と称される兵庫県の「湯村温泉」です
荒湯という噴出泉が中心地にありますが、ここは98°cの日本一の源泉温度で、湧出量が毎分470リットルを誇ります
その荒湯の向かいには“夢千代の像”が建立されています
この像は実際の夢千代ではなく、ドラマの主演である吉永小百合がモデルになっているとのことです
2日目は「余部鉄橋」へ
現在の余部鉄橋は2代目で、初代の鉄橋は1912年に完成し2010年に運用を終了しました
また、完成当時は餘部駅はなく、余部の中学生は列車の合間を縫って橋梁・トンネル・線路を歩いて通学していたらしいです
1986年12月、日本海からの強風にあおられた回送列車が橋梁から転落し、真下にあった水産加工工場の従業員と5名と乗務員1名の6名の方が亡くなられる事故が起こります
そのため長期的な安全対策としてコンクリート製の新しい橋梁架け替えが行われました
旧橋梁は一部を残して“空の駅”として展望施設になっています
最後に、但馬の小京都「出石」を散策します
出石城跡や日本最古の時計台とされる“辰鼓楼”
このあたりでは毎年11月3日のお城まつりで、出石の大名行列が披露されているらしいです
近畿最古の芝居小屋“永楽館”
明治34年に芝居小屋として開業したのち、テレビの普及などで一旦は閉館に追い込まれるも、復元に向けた活動により平成20年大改修を行い復活しました
改修後のこけら落としには、あの片岡愛之助が公演を行い、今年も“第9回永楽館歌舞伎”の公演が決まっています
出石と言えば出石蕎麦くらいしか思いつきませんでしたが、ボランティアのガイドさんに付いて歩きながら色々面白い話を聞くことができました